<< 「日本製鋼所」への抗議声明(全文) | main | オーストラリアの先住民ミラル族の伝承 >>
2014.02.19 Wednesday

アメリカ先住民のシャーマン、ノーアイズによる核の話

0
     1982年、アメリカ先住民ショーニー族の子孫であるメアリー・サマーレインは、
    師となるチペワ族のメディスン・ウーマン、ノーアイズと出会います。
     ノーアイズは生まれながらにして全盲であり、幼少より心の目で未来を予見する
    という特殊な能力備えた最後の女シャーマンと言われ、サマーレインは彼女の最後
    の弟子となった人物です。
     彼女が約1年間にわたるノーアイズとの貴重な交流から得た叡智をまとめた4冊
    の中の1冊、“フェニックス・ライジング”の中で、ノーアイズが核について述べて
    います。


    「まもなく“核の時代”がやって来る。
     しかしそれは“核戦争”のような短期的な変化を指すのではない。
     サマーよ、人間はなんと愚かなことだろう。
     母なる大地の中に“延々と存在し続けるもの”すなわち“核(廃棄物)”を埋め込む。
     母は嫌悪するが、その“燃える”ものは母をひどく傷つけ、深い、深いやけどを負
     わせる。
     母は痛みで泣き叫び、人々が埋め込んだその“燃えるもの”を取り除こうとする。
     そして人々にも自分が受けたのと同じ痛みを与えるだろう」

    「母は自分の胸の中に核廃棄物を埋め込む人間たちに対して嫌気がさしている。
     そこで人間たちにそれ(核廃棄物)をつき返し、自分がどれだけ深く傷ついてい
     るかを示そうとする。
     人々は自分たちの悪行の報いを受けることになるだろう」

    「核廃棄物に対して“どこの誰がどうしたのか”というのは問題ではない。
     “われわれ全人類によって核が廃棄されてしまった”という事実、その行為自体が
     重大な問題なのだ」


     
      〜Mary Summer Rain著
       “Phoenix RisingーNo-Eyes' Vision Of The Changes To Comeー”より和訳



     
    2020.02.21 Friday

    スポンサーサイト

    0